「どうやって打ったの?」 内角ボール球を捌いた技術凝縮“曲芸アーチ”に米困惑
カージナルスの主砲アレナドが内角ボール球を左翼スタンドへ放り込む
■カージナルス 8ー6 Dバックス(日本時間29日・アリゾナ)
カージナルスのノーラン・アレナド内野手が28日(日本時間29日)のダイヤモンドバックス戦で“曲芸アーチ”を放った。内角ボール球に腕をたたみ左翼席へ運んだ一発にファンも「どうやって打ったのか理解不能」と困惑の声を上げている。
目を疑うアーチが飛び出しのはカージナルスが2点リードで迎えた3回の攻撃だった。バムガーナーが投じた内角低めの87.3マイル(約140キロ)のカットボールは、あわや死球になる膝元へのボール球。だが、アレナドは腕をたたみ、窮屈そうな打撃を見せたが打球は高々と舞い上がり左翼席へ着弾した。
まさかの一発をMLB公式ツイッターも動画で公開。技術が凝縮された驚愕アーチにファンも「ビューティフル」「どうやって打ったのか理解不能」「球界最高の選手」「インプレーどころか、これをどうやってホームランにするんだ」と多くのコメントが寄せられていた。
2016年には2年連続で本塁打と打点の2冠王に輝いたアレナド。昨季は短縮シーズンで打率.253、8本塁打に終わったが今季はここまで打率.290、11本塁打35打点を好調をキープしている。