「サトテルを子ども扱い…」 西武平良、怪物ルーキーを封じた“魂の155キロ”が凄い
開幕から26試合連続無失点、2012年岡島氏に並ぶパ・リーグ新記録
■西武 1ー0 阪神(29日・メットライフ)
西武の平良海馬投手が29日、本拠地・阪神戦の9回に登板し1回無安打無失点の好投で今季3セーブ目を挙げた。注目の黄金ルーキー・佐藤輝を155キロの直球で3球三振に仕留める姿にファンも「力と力のぶつかり合い」「サトテルを子ども扱い」と大興奮だった。
防御率0.00の男が力の対決を制した。平良は1点リードの9回にマウンドに上がると先頭の大山に四球を許したが、サンズを投ゴロに抑え佐藤輝と対峙。初球、2球目と147キロのカットボールで追い込むと、最後は渾身の155キロ直球で空振り三振を奪った。
2日続けての名勝負を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「【今宵も激突】平良海馬vs“獰猛な虎の怪物”【155キロ決着】」とのタイトルで動画を公開。前日に1試合3本塁打を放った怪物を3球三振で切り抜けた右腕にファンも「力と力のぶつかり合い」「化物同士の対決」「痺れる対決」「サトテルを子ども扱い…」と大絶賛だった。
平良はこれで開幕から26試合連続無失点をマーク。2012年のソフトバンク・岡島秀樹氏に並ぶパ・リーグ新記録となった。