大谷翔平、剛腕モンタスから“技あり”2点打&二盗 今季初黒星翌日に1イニング4得点貢献
敵地アスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場した
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間30日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回1死は左飛、4回先頭は空振り三振に倒れたが、5回の第3打席で左前2点打を放った。
1点リードの5回2死二、三塁。剛腕モンタスの内角をえぐる97.1マイル(約156.3キロ)のフォーシームを左前へ打ち返した。2試合ぶり安打は打球速度95マイル(約152.9キロ)だった。すかさず二盗を決め、今季7個目の盗塁をマーク。レンドンの右前適時打で4点目のホームを踏んだ。
試合前までメジャー2位の15本塁打。本塁打王争いでトップを走るブルージェイズ・ゲレーロJr.、レンジャーズ・ガルシアに並ぶ16号本塁打が期待される。
前日28日(同29日)は投打同時出場せずに投手専念。7回途中5奪三振3安打3失点と力投したものの、今季初黒星を喫した。試合前まで登板翌日の打撃成績は6試合出場し、18打数3安打の打率.167、2本塁打、3打点だった。チームの連敗ストップへ、打者・大谷が結果を出した。