投手強襲でグラブ吹き飛ばされるも… 奇跡の“素手キャッチ”は「アメージング」
グラブ弾き飛んでもボールは離さない「自分が見た中で一番のキャッチ」
体に向かって一直線に飛んできた痛烈ライナーに対し、グラブを弾き飛ばされながらも最後は素手でキャッチした姿が注目を集めている。投手はドヤ顔を見せたが、どう見ても痛みを堪えている様子に、「信じられないキャッチ!」「脇が痛むだろうね!」などと驚きの声が上がっている。
29日(日本時間30日)に行われたヘンダーソン州立大-オーガスタナ大戦の初回2死二塁だった。ヘンダーソン州立大のマシュー・ベイカーがマウンドから投げた直後、打者の打球は腰付近を襲った。衝撃でグラブは左手から外れたものの、体で打球を止めて最後は左手でキャッチ。一瞬誇らしげな表情を見せたが、すぐに手を腰に当て痛みを堪えていた。
惨事になってもおかしくなかったど根性プレーを、ヘンダーソン州立大公式ツイッターが動画で公開。ファンからは「自分が見た中で一番のキャッチ」「非現実的」「まさにアメージングでしかない」「跡が残るだろうね! 驚きだよ」などとコメントが並んだ。NPBでもソフトバンクの千賀滉大投手がライナーを捕球した際に左足首を捻って長期離脱になるなど、危険と隣り合わせの投手強襲の打球。ベイカーのプレーは、運と執念と反射神経が可能にした好捕だった。