曲がりすぎて「禁止物質の匂いが…」 衝撃の変化球に打者の腰も引ける
カブスのトミー・ナンス投手が投じたフロントドアツーシームが…
■カブス 7ー2 パドレス(日本時間1日・シカゴ)
メジャーリーグで時に目にする恐ろしいほどに変化する変化球。5月31日(日本時間6月1日)に行われたパドレスとカブスの一戦で、カブスのトミー・ナンス投手が投じた1球が「これは現実のものなの?」と話題になっている。
カブスが5点をリードした9回にマウンドに上がったナンス。ホズマーを一ゴロ、マイヤーズを見逃し三振に打ち取り、2死とすると、最後の打者となったプロファーを見逃し三振に斬ったツーシームが驚愕の変化を見せた。
右腕から投じられたボールは左打席のプロファーを抉るような軌道に。思わず打者は腰が引けたが、そこからボールは急激な変化を見せてストライクゾーンへと吸い込まれていった。驚愕の斬れ味を見せたフロントドアツーシームだった。
MLBの公式ツイッターがこの1球を「この球の変化」と紹介。ファンからは「みんなトミー・ナンスの力を知らない」「禁止物質の匂いがする」「この回転をかけるのに彼はなにを使っているのかな?」「エグすぎて吐きそう」「どうやったらこれを打てるってんだ?」「97マイルでこんな風に変化するなんて!」「これは一体なんて魔法だ?」「打てっこない」と驚愕するコメントが並んでいた。