西武・平良、開幕から27試合連続無失点でリーグ新記録 ピンチ招いた冷や汗達成
最後は一塁手の山川が打球を弾くも、頭から一塁に突っ込んで試合終了
■巨人 4ー4 西武(1日・東京ドーム)
西武の平良海馬投手が1日、敵地での巨人戦(東京ドーム)で、パ・リーグ新記録となる開幕から27試合連続無失点を達成した。
3点ビハインドの9回表に味方打線が追いつき、突如巡ってきた最終回のマウンド。先頭の丸を空振り三振に仕留めたが、続く若林、大城に連打を許して一、二塁に。代打の亀井は中飛に打ち取り、あと1死。迎えた代打の中島が放った痛烈な打球は一塁線へ。山川は弾いたが、なんとか捕球して最後は頭から一塁につっこんで試合終了を迎えた。
平良は5月29日の阪神戦(メットライフ)で、2012年にソフトバンクの岡島秀樹がマークしたパ・リーグ記録に並んでいた。最速160キロの豪腕に、新たな勲章が加わった。プロ野球記録は、2016年に中日の田島慎二が樹立した31試合。