巨人は坂本に菅野、阪神は藤浪ら先発陣 1軍復帰が待たれるセ球団の主力たち

巨人もエース菅野、主砲の坂本ら主力が多く離脱している

 巨人も現状、投打のチームの中心を欠いている状況だ。右肘の違和感で離脱している菅野は今週中にも復帰する予定だが、坂本は右手親指を骨折して離脱中。梶谷も故障で離脱し、大竹や井納らもファームで調整中。こういった面々が1軍に復帰すれば、後半戦に向けた上昇の要因となり得るだろう。

 3位につけるヤクルトは大ベテランの石川がファームで調整を続けてきた。20年連続勝利がかかる左腕は今週中にも1軍復帰を果たす見込みで、高梨も復帰が近づいている。この他にも雄平、坂口といった面々がファームで調整している。

 中日はライデル、アリエルの“Wマルティネス”がキューバ代表として五輪予選に参戦中。京田や平田といった本来はレギュラーとして試合に出るべき主力が不振で2軍に降格している。

 新型コロナウイルスのチーム内感染が広がった広島は九里や森下、鈴木誠、菊池涼らが離脱中。ただ隔離期間があければ、復帰できる見込みだ。ただ、會澤や野村、助っ人のフランスアらが不在だ。

 DeNAはローテの一角として期待された上茶谷が4試合に投げて防御率10.69と大不振でファーム調整中。倉本は怪我で登録抹消となっている。ただ、他球団と比べると、主力の多くが1軍でプレーしていると言えるだろうか。

(Full-Count編集部)

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