菊池雄星、大谷翔平と2年ぶりに花巻東高対決へ 次回登板は6日エンゼルス戦に決定
菊池は自己最長6試合連続クオリティスタートと絶好調
マリナーズのスコット・サービス監督は1日(日本時間2日)、菊池雄星投手の次回登板について言及。「5日(同6日)のエンゼルス戦で登板する」と明言した。エ軍は4日(同5日)の先発を大谷翔平と発表しており、打者・大谷と菊池の花巻東高出身の2人の今季初対決が実現する見込みとなった。菊池は昨季、エンゼルス戦で登板はなく、2019年7月21日以来の対決となる。
これまで打者・大谷とは計8打席で対決。7打数3安打の打率.429、1本塁打と大谷に軍配が上がっているが、菊池は今季ここまで自己最長の6試合連続のクオリティスタート(6回以上、自責3以下)と安定した投球を見せている。前回5月30日(同31日)の本拠地・レンジャーズ戦では最速99マイル(約159キロ)のストレートをマークするなど、球威も十分。その試合後に対決が見込まれる大谷との勝負について「30分前に100球を投げ終えたばかり。今は充実感に浸っていいと思います」と笑顔でかわしていた。
今季の躍進から、160キロのストレートを繰り出す可能性を秘める菊池と、リーグの本塁打王争いを展開する大谷との“力の同郷勝負”は、日本のみならず、米国のファンの視線を集めるに違いない。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)