大谷翔平“リアル二刀流”で2勝目の権利持ち降板 6回2失点10K&メジャー初の無四球
6回にハニガー、シーガーを連続三振に仕留め今季最多タイの10奪三振
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われているマリナーズ戦に「2番・投手」で出場。6回4安打2失点、今季最多タイ10奪三振の力投を見せ今季2勝目の権利を持ち降板となった。無四球での降板は渡米後初だった。
大谷は初回、先頭・クロフォードに147キロの直球を捉えられ先頭打者アーチを浴び先制を許す。2回は2三振を奪い3者凡退。3回は先頭・トランメルに右翼線二塁打を浴び犠打で1死三塁のピンチを背負うと、クロフォードに左犠飛を浴び2点目を失った。
同点に追いついた4回は1死からフランスに左翼線二塁打を浴びたがフレーリーを79.7マイル(約128キロ)のスライダーで見逃し三振、ケルニックを空振り三振に仕留めピンチを切り抜ける。
すると打線はその裏にロハスが右翼席へソロを放ち勝ち越しに成功。大谷は5回のマウンドに上がりマーフィーを空振り三振、トランメルを遊ゴロ、ウォルトンに左前打を浴びたが無失点で切り抜け今季2勝目の権利が発生した。
6回も先頭のハニガー、シーガーをスプリットで空振り三振を奪い今季最多タイの10三振を奪い降板となった。打撃では初回の第1打席で二ゴロ併殺打、3回の第2打席は四球、5回の第3打席は遊ゴロに倒れた。
(Full-Count編集部)