大谷翔平、6回2失点10奪三振の快投で2勝目 守護神に感謝「今日はそこに尽きる」
初回に先頭打者アーチ「気を抜いた時に長打を打たれることが多かった」
■エンゼルス 3ー2 マリナーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・投手」で出場。6回4安打2失点、10奪三振の好投で今季2勝目を挙げた。試合後は守護神・イグレシアスの火消しに「今日のゲームはそこに尽きるなと。さすがだなと思って見てました」と感謝した。
今季5度目の“リアル二刀流”に挑んだ大谷は、初回にクロフォードに先頭打者アーチを浴び先取点を許す。3回は1死三塁からクロフォードに左犠飛を浴び2点目を失ったが、安定した投球を見せ試合を作った。
今シーズン自己最多タイの10三振を奪う“奪三振ショー”を見せると、渡米後初の無四球で6回2失点で降板。1点リードの8回には無死満塁から4番手で登板した守護神・イグレシアスが魂のイニング跨ぎで2イニングを無失点に抑え2勝目を手にした。
4月26日(同27日)のレンジャーズ戦以来となる2勝目を手にした大谷は「打たれているのは甘い球。そこが反省点かなと思います。気を抜いた時に長打が出て、スコアリングポジションにいくことが多かった。そこは反省しないと」と、初回の被弾を含め反省を口にした。
6回で降板したことについては「球速というか変化球のキレ自体も落ちてきていた。もっと安定して7回を抑えるところを見せられれば、迷うことなく使ってもらえるんじゃないかなと思います」と振り返った。
1点リードのまま試合は進み8回無死満塁のピンチ、そして9回も3者凡退に抑えた守護神イグレシアスの好投をベンチで見つめていた右腕は「今日のゲームはそこに尽きるなと。勝ちパターンで投げるプレッシャーもあると思うんですけど、しっかり抑えるあたりは、さすがだなと思って見てました」と語った。
(Full-Count編集部)