大谷翔平、昨季超えシーズン8盗塁 複数シーズンの8登板&8盗塁以上は120年ぶり快挙
1900年以降に8登板、8盗塁以上を複数シーズンで記録したのはウィン・マーサーだけ
■マリナーズ 9ー5 エンゼルス(日本時間7日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で四球を選び、二盗をマークした。2回2死二、三塁は申告敬遠、9回無死二塁でも四球を選び、今季初の1試合3四球。2打数無安打で打率.256となった。チームは5-9で敗れ、連勝は2でストップした。
初回無死。アップトンの先頭打者弾で同点に追いついた直後、右腕・ギルバートから四球を選んだ。1死後、ウォルシュの打席で今季8個目の二盗を決めた。得点にはつながらなかったが、60試合制の昨季に記録したシーズン7盗塁を超えた。
大谷は今季8試合登板している。シーズン8登板、8盗塁以上を記録したのは2018年(10登板、10盗塁)以来自身3年ぶり。球団によると、1900年以降に8登板、8盗塁以上を複数シーズンで記録したのはウィン・マーサー(1900年ニューヨーク・ジャイアンツ、1901年ワシントン・セネターズ)以来、史上2人目の快挙だという。
2回2死二、三塁では申告敬遠で歩かされた。敬遠は5月18日のインディアンス戦以来、今季2個目。一発逆転のチャンスだった4回2死一、二塁、7回2死と2打席連続で空振り三振に倒れた。9回無死二塁は四球。1試合3四球は渡米後初だった。
チームは先発・サンドバルが6回10奪三振5安打3失点と試合を作ったものの、打線が援護できなかった。7日(同8日)から本拠地でロイヤルズ3連戦に臨む。