大谷翔平の外野手先発は“解禁”せず 13、14日の交流戦ベンチスタートを指揮官明言

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

指名打者制のないDバックス3連戦はリアル二刀流→代打待機→代打待機

■エンゼルス ー ロイヤルズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスのジョー・マドン監督は8日(日本時間9日)、報道陣のオンライン会見に応じ、大谷翔平投手が指名打者制のない12、13日(同13、14日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦でベンチスタートとなると明かした。

 大谷の“本職”は投手と指名打者。外野手として本格的な練習を行っておらず、マドン監督は外野出場時の“全力送球”を禁止している。5月31日(同1日)に指揮官はDH制のない交流戦で外野手として先発起用する可能性を示唆していたが、今回は“封印”する見通しとなった。

 3連戦初戦となる11日(同12日)の同戦は今季9度目の先発マウンドに上がることが決まっている。指名打者がないため投打同時出場となる。前回登板4日(同5日)の本拠地・マリナーズ戦では6回4安打2失点。10三振を奪い、無四球と制球が安定した。マドン監督は「ストライクをうまく取れるようになっている。投球フォームが良い。カウントを優位に進めている。そしてスプリットはダイナミックだ」と評価した。

(Full-Count編集部)

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