大谷翔平、先制17号2ランは自己最長143mアーチ 3試合ぶり弾で両リーグ最多に1本差
両リーグ最多のブルージェイズ・ゲレーロJr.らに1本差に迫った
■エンゼルス 8ー1 ロイヤルズ(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地のロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で超特大の先制17号2ランを放った。2回の第2打席でも右中間二塁打を放ち、3打数2安打2打点1四球でチームの勝利に貢献。打率は.261となった。
初回無死一塁。左腕・バビクの真ん中に入るチェンジアップを捉えた。右中間スタンドへ飛び込む3試合ぶりのアーチ。飛距離470フィート(約143.3メートル)はキャリア最長弾だ。打球速度112マイル(約180.2キロ)、角度は31度。打った瞬間に本塁打と分かる特大アーチだった。
本塁打王争いではリーグ単独2位(メジャー2位タイ)に浮上。18本塁打で両リーグトップを走るブルージェイズ・ゲレーロJr.、ブレーブス・アクーニャJr.には1本差に迫った。
前日7日(同8日)の同戦では2試合連続3四球を記録した。2戦連続3四球は球団では通算350本塁打を放った1993年チリ・デービス以来28年ぶり。主砲・トラウトが右ふくらはぎ痛で負傷者リスト入りした5月18日以降は17試合で15四球(2敬遠を含む)と急増していた。「四球攻め」も崩れず、豪快な一発を放った。
試合は大谷の一発を皮切りに、エンゼルスに5本塁打が飛び出し8-1で勝利。大谷は3回の第2打席では右中間二塁打を放ち、3打数2安打2打点1四球。打率.261となった。