澤村拓一の加入は「ギャンブルだったが…」 快投に米局称賛「疑念は払拭された」

8日のマーリンズ戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:ロイター】
8日のマーリンズ戦に登板したレッドソックス・澤村拓一【写真:ロイター】

地元ラジオ局「チームにも澤村にとっても物事は上手くいっているようだ」

 レッドソックスの澤村拓一投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたマーリンズ戦の6回に4番手として登板。1回1/3回を無安打2奪三振1四球無失点に抑えて5-3の勝利に貢献し、日米通算50勝となるメジャー2勝目(0敗)を手にした。メジャー1年目の右腕はここまで22試合24回を投げて33奪三振、防御率2.63の好成績。地元ラジオ局は澤村のレッドソックス加入はお互いに「ギャンブル」だったが「上手くいった」と伝えた。

 今年2月にレッドソックスと2年総額300万ドル(約3億2800万円)で契約した澤村。地元ラジオ局「WEEI」はこの日の快投を踏まえ、「ヒロカズ・サワムラ、レッドソックスはお互いにギャンブルに出た。それは上手くいった」と伝えた。

 同局は、昨季地区最下位に沈んだレッドソックスと契約した澤村は、再建途上のチームではなく「ワールドシリーズ制覇を狙えるチームでプレーしたい」と話していたと指摘。一方で澤村自身も昨季途中に加入したロッテでは存在感を発揮したものの、シーズン前半は巨人の3軍で調整を続けたことから、レッドソックス入りは球団、澤村ともに“賭け”だったと主張した。

 しかし、この日の試合で「これら全ての疑念は払拭されたと言っても間違いない」と指摘した。6回2死満塁のピンチを空振り三振で切り抜けるなど3戦連続無失点の澤村は「ふたを開けてみれば、非常に、非常に良い」と称賛。「チームにとっても、サワムラにとっても物事は上手くいっているようだ」と伝えていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY