「オオタニの打席での対応が大好きだ」四球増も崩れぬ好球必打、指揮官が激賞

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

3回左前打で先制劇を演出、3打数1安打1四球でチーム3連勝に貢献

■エンゼルス 6ー1 ロイヤルズ(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地のロイヤルズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。3回の第2打席で2試合連続安打となる左前打を放ち、先制劇を演出。3打数1安打1四球で打率.262となった。チームの3連勝に貢献した2番打者について、ジョー・マドン監督は「ショウヘイの打席での対応が大好きだね」と称えた。

 華麗な流し打ちは3回2死一塁だった。右腕・ケラーのスライダーを左前へ打ち返し、レンドンの先制2点二塁打を呼び込んだ。得点につながらなかったものの、5回2死一塁は四球を選んでチャンスを拡大。4戦8四球となった。マドン監督は「打つべき球を打ち、見送るべき球を見送っている。それが打者としてのスタッツを良い状態に保つことに繋がるだろう」と評価した。

 主砲・トラウトが右ふくらはぎ痛で負傷者リスト入りした5月18日以降は19試合で17四球(2敬遠を含む)と急増。5月17日まで出塁率.313だったが、この日までに出塁率.349となった。他球団のマークは厳しくなっているが、大谷が強打者として確実に存在感を示している。

(Full-Count編集部)

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