全日本大学野球選手権、4強出揃う 慶大がプロ注目左腕攻略で34年ぶりの優勝狙う

関学大に勝利し、準決勝進出を決めた慶大【写真:小林靖】
関学大に勝利し、準決勝進出を決めた慶大【写真:小林靖】

準決勝は12日、上武大-慶大、福井工大-福岡大

 全日本大学野球選手権は10日、神宮球場で準々決勝4試合が行われた。福岡大が延長10回タイブレークでサヨナラ勝ちを収め、初の4強進出。他にも第1回大会優勝の慶大や上武大、福井工大が準決勝に駒を進めた。

○第1試合
上武大 11-3 東農大北海道オホーツク
(7回コールド)
 上武大が7回コールド勝ちで、4強に一番乗り。4回2死、プロ注目のスラッガー・ブライト健太外野手(3年)が左翼席上段へソロを放つなど、毎回の11得点で快勝した。東農大北海道オホーツクは2大会連続の4強進出はならなかった。

○第2試合
慶大 5-3 関学大
 第1回大会の決勝カードと同じ顔合わせは、慶大に軍配。初回1死二、三塁で、慶大の4番・正木智也内野手(4年)の犠飛などで2点を先制。5回にも2点を追加し、関学大のプロ注目左腕・黒原拓未投手(4年)をマウンドから降した。第1回大会を制した「陸の王者」が、1987年の第36回大会以来、34年ぶりの優勝まで残り2勝となった。

○第3試合
福井工大 17-8 名城大
 両チーム合わせて30安打、25得点の乱打戦を制した福井工大が、1994年以来27年ぶりの4強進出。9回に伊藤雅治内野手(4年)が大会史上2度目の「満塁ランニング本塁打」を放つなど、大会タイ記録となる1試合17得点で大勝した。出場43度目にして初の決勝進出を狙う。

○第4試合
福岡大 2×-1 国学院大
(延長10回タイブレーク)
 福岡大が、延長10回タイブレークの接戦を制した。1点を追う6回2死二塁で、国学院大の遊撃・山崎晃太内野手(4年)の悪送球の際に、二塁走者・原大智内野手(4年)が生還し同点に追いつくと、試合はタイブレーク制の延長へ。10回1死二、三塁で、福岡大・仲田慶介外野手(4年)が打った球が失策を誘い、サヨナラ勝ちを収めた。投げては先発・村上幸人投手(3年)が10回6安打1失点(自責点0)で、今大会2度目の完投。

 準々決勝は熱戦続きで、第4試合が終わったのはプロ野球のナイターよりも遅い午後9時50分。準決勝は中1日あけて12日。神宮球場で、上武大-慶大、福井工大-福岡大が決勝舞台をかけて戦う。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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