大谷翔平の“魔球”は「打つのは不可能」 米専門家が選出した「エグい球」とは?
ダルビッシュのツーシームもランクイン「エグい球」
日本人メジャーリーガーとして米球界でも屈指のプレーを見せているエンゼルスの大谷翔平投手とパドレスのダルビッシュ有投手。大谷は投手として8試合に登板して2勝1敗、防御率2.76、ダルビッシュも13試合で6勝2敗、防御率2.28の好成績を残している。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られ、多くのメジャーリーガーとも交流のある投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のYouTubeで「今週のエグい球トップ10」とする動画を公開。名だたる投手の中で、大谷のスプリットとダルビッシュのツーシームがトップ10にランクインしている。
ダルビッシュは3日(日本時間4日)のメッツ戦でリンドーアに投じたツーシームがピックアップされ「完全にエグい球ですね」とフリードマン氏は絶賛。7位に位置づけられている。
6位にランクインしたのが大谷のスプリット。4日(同5日)のマリナーズ戦のボールに着目し「オオタニのスプリットは打つのは不可能。直球と比較しても、球の出だしは平面上では全く同じです。(そこから直球と違う軌道で変化し)良い角度でボールを捉えることは誰にもできません」と分析され、高く評価されている。
ちなみにこのランキングの上位3人はブルワーズのコービン・バーンズ投手のカットボール、メッツのジェイコブ・デグロム投手のスライダー、そしてパイレーツのカイル・クリック投手のスライダーとなっている。
(Full-Count編集部)