163キロの弾丸ライナーを“ハエ叩き” 顔面直撃回避の超美技に米興奮「素晴らしい守備」

メッツのタイワン・ウォーカー【写真:AP】
メッツのタイワン・ウォーカー【写真:AP】

150キロの直球を打ち返した打球速度163キロのライナーが顔面を襲う

■メッツ 14ー1 オリオールズ(日本時間10日・ボルティモア)

 あわや顔面直撃の危機を乗り越えた。メッツのタイワン・ウォーカー投手が9日(日本時間10日)、敵地・オリオールズ戦で163キロの弾丸ライナーを叩き落としアウトにする“美技”を披露しファンも「ボールさえ見えなかった」「恐ろしい」と驚きの声を上げている。

 球場が一瞬、騒然となったプレーが起きたのは7回だった。1死走者なしからDJ・スチュワートは93マイル(約150キロ)の直球を強振。打球速度101マイル(約163キロ)の弾丸ライナーが瞬く間にウォーカーの頭上に迫っていた。するとウォーカーは瞬時に反応し左手を上空に伸ばすと、その場に倒れ込みながらグラブで打球を弾きボールを拾い上げ一塁へ送球しアウトを奪った。

 まさに危機一髪のプレーをMLB公式サイトも動画で公開。これにはファンも「ボールさえ見えなかった」「ボールへの注意力が素晴らしい」「これは恐ろしい……」「素晴らしい守備だ」「史上最高」と驚愕。この試合はウォーカーが7回5安打9奪三振1失点の快投を見せ今季5勝目を挙げている。

【動画】あわや大惨事! 顔面を襲った163キロ弾丸ライナーを“ハエ叩き”の美技

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