大谷一問一答 ボーク連発2失点を猛省「もう少し冷静に」自打球直撃の右膝に「痛み」

試合後にボーク不満顔を客観視「久々にマウンドでイライラしてしまった」

――自打球を当てた後の投球。球速も上がっていた。
「やっている間はそんなに痛みは。『張りがあるな』ぐらいだったんですけど。外野に行った時の方が逆に集中力も多少切れて、痛みを感じていたので。投げている時はそんなに感じてはいないですね」

――納得できないボーク判定。それでも投げないといけない。メンタルの難しさは。
「そうですね。久々にマウンドでイライラしてしまったのかなというところがある。そこら辺はまだまだという感じかなと思うので。どういう状況でも抑えることに徹することができればいいのかなと思います。5回を投げきったという意味は、そこは1つ良かったところではあるのかなと思います」

――マウンドでイライラしたと。区切りを付けるための工夫はあるのか。
「終わったことなので。正直そんなに考えても仕方ないのかなと思うんですけど。そこでいかに早く切り替えることができるかが大事なところなのかと。打たれることに関しては自分の力が足りていないということなので納得できる部分が多いのかなと思うんですけど。そういう微妙なプレーの時に、もう少し冷静にいられるかどうかは、何も野球だけではない。日々から精神状態が作れるようになれば、もっともっといいんじゃないかなと思います」

――今季は昨季に比べて高く遠くに打球を飛ばしている。左足の回復だけでなく取り組みも変えているのか。
「打球を上げようとは正直、思ってないですね。いい角度で上がることに関して言えば、いいフォームで打っていれば、勝手に上がっていってくれると思っているので。ただ、今年に関して言えば、逆方向のスピンのきいた打球よりかは、やっぱり芯で捉えた打球の方が飛ぶなという印象を受けるので。逆方向もそうですし、センター方向に上がりすぎた打球とか。昨年までだったら入っているのかなという打球が入っていない。そこら辺はボールの影響かなと思っています」

――今季9試合目の登板。あと1登板で2018年の10登板となる。
「1試合1試合、本当に頑張りたいと思っていますし。今日も5回以上、6回、7回を投げないといけないところではあるので。1回1回を大事にしながら。1イニング1イニングの積み重ねで最終的にシーズンが終わればいいのかなと思っています」

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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