大谷翔平、敵地スタンドから喝采の“熱烈歓迎” 米メディア注目「みんな大好き」
敵地なのに大歓声「誰もがショウヘイ・オオタニを愛している」
■エンゼルス 6ー5 Dバックス(日本時間12日・アリゾナ)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、指名打者制のないダイヤモンドバックス戦で「2番・投手」で出場した。6度目となる投打同時出場の“リアル二刀流”に対し、敵地のスタンドからは大歓声。全米での人気ぶりを象徴する光景に、米メディアも注目した。
初回1死走者なしで第1打席を迎える時だった。名前がコールされると、スタンドからは拍手と歓声が沸き起こった。エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況ダロン・サットン氏は「ロードでの素晴らしい熱烈歓迎」とコメント。同局の公式ツイッターでは「前も言ったけど……誰もがショウヘイ・オオタニを愛している」とのメッセージを添えて動画を公開した。
6度目の投打同時出場となったこの日は、5回8奪三振5安打2失点で今季3勝目の権利を得るも、直後に同点に追いつかれてお預けに。バットでは3回の第2打席で自打球に悶絶した直後、右中間への適時二塁打。さらに7回の第4打席で右越え二塁打を放って勝ち越し劇を演出し、2試合ぶり今季17度目のマルチ安打をマークした。リアル二刀流での躍動に、敵地ファンも釘付けになっていた。