前田健太、復帰登板は4回7K3安打1失点 23日ぶりメジャーで最速148キロ、防御率5.01
1回に3連続四球も無失点、3回に連打で1点を許した
■マリナーズ ー ツインズ(日本時間15日・シアトル)
右内転筋の張りで負傷者リスト(IL)入りしていたツインズの前田健太投手が14日(日本時間15日)、敵地で行われたマリナーズ戦に復帰登板。4回76球を投げて3安打7奪三振3四球1失点で降板した。直球の最速は92.1マイル(約148.2キロ)、防御率は5.01となった。
5月22日(同23日)のインディアンス戦以来、23日ぶりとなったメジャーのマウンドは不安な立ち上がり。1回1死から3者連続四球を与え、満塁のピンチを招いた。しかし、ムーアを遊飛、バウアーズを空振り三振に抑えて無失点でしのいだ。
2回は3者連続三振に仕留めるも3回に失点を許した。先頭のクロフォードに右中間二塁打、続くフレーリーに中前適時打を浴び、1-1の同点に追いつかれた。
4回表にキリロフに5号、セレスティーノに1号ソロが飛び出して2点をリードして迎えた4回裏は再び3人斬り。マーフィーを三ゴロ、ロングJr.を空振り三振、トランメルを投ゴロに打ち取ってマウンドを降りた。
昨年サイ・ヤング賞投票で2位に入った前田はここまで9試合に登板して2勝2敗、防御率5.27。右内転筋の張りのため5月23日(同24日)に負傷者リスト入りした。右腕に痛みが生じたこともあり復帰までにやや時間を要したが、6月9日(同10日)に3Aで調整登板し4回1安打1失点の好投。「状態をしっかり戻すことができた。ILに入る前よりもいい状態。いつものシーズンのような緊張感、気持ちで入れると思う」と手応えを口にしていた。
(Full-Count編集部)