粘着物質取り締まりが「怪我につながった」 右肘痛離脱のレイズ剛腕が怒りの告白
「シーズン中に今までと違うことをするように言われても…」
「(右肘に)何かが起きていると感じた。これが全てMLBの責任だと言うつもりはない。全員に対して物事をフェアにしようとしているのは理解している。だけど、(取り締まりをするなら)オフシーズンにして選手たちにアジャストするチャンスを与えてくれないと。シーズン途中にいきなり何も使えないと言われ、シーズン中ずっと行ってきたことを変える必要があった。だから僕は怪我したんだと思っている。イライラするよ」
「シーズン中に今までと違うことをするように言われても。馬鹿げているよ。他の選手にも僕と同じことが起きてほしくない。直球がすっぽ抜けて打者の顔に当たるようなことは避けたい。(MLBが)積極的なアプローチを取る必要があるのは理解している。だけど、やり方が間違っている。サイ・ヤング賞も取りたいし、オールスターにも出場したいけど、リハビリをしてプレーオフに出るために復帰を目指さないといけない。本当に不満だ。解決策を見つけないといけないと思うよ。何も使ってはいけないなんてクレイジーさ」
昨季のワールドシリーズ進出に貢献した右腕は今季14試合登板して5勝2敗、防御率2.66。88回を投げて123奪三振と好成績を残していた。球界を代表する剛腕の発言が大きな波紋を呼んでいる。
(Full-Count編集部)