五輪で投打の中心“1988年世代” 田中将「今回は金メダル」坂本「誇りを持って」
田中将は2008年の北京五輪では3試合に登板し7回無失点、チームは4位
野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は16日、都内で記者会見を行い東京五輪の内定メンバー24人を発表した。8年ぶりに日本球界に復帰した楽天の田中将大投手は「北京オリンピックでは悔しい思いをした、今回は金メダルを獲得できるように」とコメントを発表した。
田中将は楽天時代のプロ2年目、2008年に北京五輪に選出され3試合に登板。7イニングを無失点に抑える好投を見せたがチームは4位に終わりメダルを獲得することができなかった。日本球界に復帰した時には「選ばれれば断る理由なんてない、出たいと思っている」と熱い思いを口にしていた。
今代表は田中将以外にも投打で“1988年世代”が中心になりそうだ。内野手では坂本勇人、外野手では柳田悠岐が軸となり、昨季の沢村賞左腕の大野雄大、そしてバッテリーをまとめる曾澤翼の5人の活躍にも注目が集まりそうだ。以下は五輪内定メンバーに選出された“1988年世代”の全コメント。
楽天・田中将大投手
「日本代表に選んでいただき、とても光栄に思います。再び日の丸を背負って戦えることに、喜びと同時に責任も感じています。前回出場した北京オリンピックでは悔しい思いをしたので、今回は金メダルを獲得できるように頑張ります」
中日・大野雄大投手
「選んでいただき身が引き締まる思いです。選ばれたのがゴールではなく、金メダル獲得に貢献することが使命でありゴールです。自分ができる最大限のパフォーマンスを発揮して、応援していただけいている人たちに感動を与えられるような投球をします。全身全霊で頑張ります。応援宜しくお願いします」
巨人・坂本勇人内野手
「日本代表に選出していただき光栄に思っています。日本代表としての誇りを持って、全力プレーで戦います。ファンの皆様に良い報告ができるようにチーム一丸となった精一杯頑張りますので熱い応援を宜しくお願いします」
ソフトバンク・柳田悠岐外野手
「自国開催のオリンピックに代表チームの選出として出場するなんてことは、一生に一度の経験になると思います。稲葉監督には春季キャンプでリハビリ中にも関わらず期待を込めた激励の言葉を頂きました。それに応えたいですし、今の自分の力を100%出せるようにしっかり準備をして臨みたいです」
広島・曾澤翼捕手
「日本代表として選んで頂き大変光栄です。どんな役割でもチームの勝利に貢献できるように全力で戦っていきます」
(Full-Count編集部)