大谷一問一答 2戦連発19号に手応え「状態いい」 球宴中間1位は「ありがたい」
18日は連敗ストッパーの期待「まずはゲームを投手として作れるように」
■アスレチックス 8ー4 エンゼルス(日本時間17日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で今季3度目の2試合連発となる19号本塁打を放った。5回のバント安打と合わせ、5試合ぶり今季18度目のマルチ安打をマーク。また、二盗を決めて2年ぶりの2桁10盗塁を記録した。チームは救援陣の乱調で最大4点差から逆転負け。6連勝後に3連敗を喫した。17日(同18日)の本拠地・タイガース戦では今季3勝目、連敗ストッパーとしての期待がかかる。
――2日連続で左腕から特大のアーチを放った。
「打撃の状態はまぁまぁいいかなと思いますね。ただ、昨日の試合に関しては、最後(に打つ)よりチャンスで打ちたかったなという感じかなと思います」
――本塁打の後にバント安打を決めた。
「本塁打で1点よりは確実に出られるところ。試合もどちらか分からない状態だったので、先頭で出た方が有効かなと思っていきました」
――17日(同18日)は先発マウンドに上がる。投打同時出場への意欲は。
「チーム状況的に分からないので。怪我人もいますし。どうなるかは今の時点では分からないですけど、常にいく準備をしたいなと思っています」
――6月は4本連続で左投手から打っている。過去との違いは。
「もともと、そんなに苦手だと思ってないので。独特の球というか、身長の高い投手も多いですし。そういうところで慣れが必要だったかなというのは多少あったと思います。数をこなしていくうちに。右もそうですけど、やっぱり慣れの部分が大きいのかなと思います」
――17日(同18日)は投打同時出場より投手として連敗を止める意識か。
「このカード以前はいい流れで来ていたので。もう1回、ああいった流れを作れるように。まずはゲームを投手として作れるように頑張りたいなと思います」
――オールスター戦でファン投票で1位と中間発表された。
「ありがたいなと思いました。素晴らしい打者が多いので。その中でたくさん投票してもらったのは、すごいありがたいなと思いました」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)