大谷翔平は現時点でのリーグMVP ゲレーロJr.との一騎打ちで米記者が“激論”

現時点でのMVPを選ぶならば、MLB記者は「オオタニ」で一致

 サラ・ラングス記者は「これは本当に答えることが不可能な質問。ここ数日、考えてみたけど、決められなかった」と頭を悩ませつつ「オオタニは、これまで誰も見たことがないことをしている。彼は現在、多くの歴史的な記録でベーブ・ルースを上回っている」と述べている。

 エンゼルス番のレット・ボリンジャー記者はゲレーロJr.の働きを絶賛しつつ「オオタニが打席とマウンドの両方で行っていることは、誰にとっても上回ることは難しい」と高評価。エンゼルスは地区4位と苦戦しているものの、「エンゼルスがどのような成績で終わるのかは関係ない。エンゼルスが、有能なピッチングスタッフを集めることができなかったのは彼(オオタニ)のせいではない」とチーム成績とMVPレースの行方は関係ないと指摘した。

 ブルージェイズ番のキーガン・マシソン記者の見立ては「ゲレーロJr.は打者として誰よりも優れているが、2人の打者としての差はオオタニの投手としての働きでおそらく補うことができるだろう。オオタニが今の活躍を維持すれば、たとえ、ゲレーロJr.が打者として空前のシーズンを送ったとしても、大谷がMVPに選ばれることに反対することはできない」とし、このままであれば、大谷は有利だと見立てた。

 また、今このタイミングでシーズンが終了した場合に誰をMVPにするか、という司会者の問いかけには4人の記者全てが「オオタニ」だと断言。フェインサンド記者は「投球であろうと、打撃であろうと、彼は素晴らしい。彼から目をそらすことができない」とする。シーズンは残り半分ちょっと。大谷が怪我なく、シーズンを戦い抜くことを期待したい。

(Full-Count編集部)

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