メジャー最悪の敵地23連敗…眠れぬDバックス監督「夜中の3、4時まで起きている」
6月は1勝のみ、14連敗となった
■ジャイアンツ 10ー3 Dバックス(日本時間18日・サンフランシスコ)
ダイヤモンドバックスは17日(日本時間18日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に3-10と完敗した。これで敵地23連敗となり、1943年のフィラデルフィア・アスレチックス、1963年のニューヨーク・メッツの22連敗を抜いてメジャーワースト記録となった。
敵地では4月25日(同26日)にブレーブスに勝ったのが最後。MLB公式サイトによると、泥沼から抜け出せない現状に、ヤクルトでプレーした経験もあるトーリ・ロブロ監督は「誇りに思えるものではない。スプリングトレーニングから始まったこの旅路の中で、今回のような結果を生むために歩を進めたわけではない」と語った。
この日は、5月7日以来の登板となったザック・ガレンが2回2/3を4安打4失点と打ち込まれて今季2敗目。右腕は「フィジカル的には問題なかった。体の強さも感じていた。何よりもまず、とにかくキレがなかった」と振り返り、「間違いなくムードは良くない。僕たちは現在のパフォーマンスに確かに満足していない」とチームの現状について述べた。
今季成績はこれで20勝50敗の惨状。今月は1日(同2日)のメッツ戦に勝っただけで、14連敗となった。指揮官は「夜になるとベッドの上で色々なことを考えている。夜中の3、4時まで起きていることもある。自分の頭の中でこのパズルのピースを組み合わせようとしていてね。辛いことだし、難しい状況だが、まずはリラックスして自分たちにできることをするだけ。そう選手たちには今までにも伝えている」と苦悩の日々を吐露している。
18日(同19日)からはドジャース、ブルワーズとホームで6連戦。ここで何とか反撃態勢を整えたい。
(Full-Count編集部)