大谷翔平が出場のHRダービー、2017年覇者は不参加の意向「現時点では興味がないよ」
ジャッジは肩を痛めた状態で2017年大会に出場、怪我を悪化させたという
エンゼルス大谷翔平投手がオールスターのホームランダービーに日本人として初めて出場することを表明した18日(日本時間19日)、2017年に優勝を経験しているヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手は参加を見送る意向を示した。米メディア「CBSスポーツ」によると、「正直に言えば、私はそのことについて考えてもいなかった。オールスターゲームが近いうちにニューヨークに戻ってこない限り、現時点では興味がないよ」と語った。
記事によると、ジャッジは2017年にホームランダービーで優勝したが、その数週間前にフェンスにぶつかった際に肩を痛めていた。ホームランダービーに出場したことで怪我を悪化させたと後に認めている。怪我を抱えた状態でプレーした同年の後半戦は勢いが失速。8月にはスランプに陥り、オフに肩の手術を受けた。
ただ、2017年のホームランダービーが影響をもたらしたのは肩を負傷していたからで「そうでなければ影響はなかっただろう。スイングには影響はなかった」とジャッジは当時話していたという。
今年のオールスターはロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われる。ヤンキースタジアムで最後にオールスターゲームが開催されたのは2008年。次に開催されるのは2020年代後半か2030年代前半と見られている。
では、大谷以外ではどんな面々がホームランダービーに参加するのだろうか。2019年に優勝したピート・アロンソ(メッツ)は声がかかったら参加したい意向を4月下旬に示しているほか、メジャートップの22本塁打を放っているブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)や2019年の新人王ヨルダン・アルバレス(アストロズ)も興味を示している。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」ブルージェイズ番記者ケイトリン・マグラス氏は自身のツイッターに「ブラディミール・ゲレーロJr.は、声がかかった場合にホームランダービーに参加するかどうかはまだ決めていないと話した。しかし、彼はノーよりもイエスにより傾いているという」と記した。
さらに今季19本塁打を放っているマット・オルソン(アスレチックス)について、アスレチックスの地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は公式ツイッターに「もしアスレチックスの一塁手マット・オルソンが今年のホームランダービーへの参加を求められたら、彼は興味を示すだろうか? 『ああ、それは間違いなく喜んで受けたいことだと思うよ』」と彼は言った」と綴った。
果たして大谷に加えてどんなメンバーがホームランダービーに参加し、オールスターを盛り上げるのだろうか。
(Full-Count編集部)