大谷翔平HRダービーの命運握る? 投手役のエ軍スタッフ「プレッシャーかけないで」
大谷翔平の本塁打競争でブルペン捕手・ブラウン氏が投手役を務める
今夏のホームランダービーに出場するエンゼルス・大谷翔平投手の投手役を務めるブルペン捕手のジェイソン・ブラウン氏が19日(日本時間20日)、本拠地・タイガース戦前に報道陣の取材に応じた。「光栄に思ったよ。ダービーの投手役に指名してもらって光栄だ」と喜んだ。
47歳のブラウン氏は本拠地・アナハイムに近いカリフォルニア州ロングビーチ出身。メジャー経験はないものの、2017年からヤンキース、2020年からエンゼルスと球団スタッフとして支えている。「少し驚いたね。以前に冗談で話していたことがあったんだ。少し驚いたけど、光栄な気持ちがほとんどだね」と感激。
昨季キャンプ中に大谷の打撃投手を務めていたという。「私の投げ方が気に入るところがあったんだろうね。なぜかは分からないけど、私のボールの何かが気に入っているんだろう。投げるのはとても楽しいよ。体の使い方とかびっくりするほど素晴らしいんだ。投げているけど、同時に彼のことを見て楽しんでいるんだ」と語った。
日本人初のホームランダービー出場となる。報道陣から「日本から1億2000万人が見るが……」との問いかけには、「プレッシャーをかけないでくれ(笑)。素晴らしいことだね。日本、そして世界中の人が見ている中で投げるのはエキサイティングなことだ。今から待ちきれないよ。とても楽しみにしている」と前を向いていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)