投球より速い捕手の“膝立ちキャノン” 38歳の鬼肩は「本物のエイリアン」
投球は山なり120キロなのに…二塁狙った走者はきっちりアウト
■カージナルス 9ー1 ブレーブス(日本時間21日・アトランタ・ダブルヘッダー1試合目)
カージナルスのヤディアー・モリーナ捕手が20日(日本時間21日)のブレーブス戦で見せた“膝立ちキャノン”にファンから称賛の声が集まっている。カージナルスが公式ツイッターで紹介したもので、38歳という年齢を感じさせない二塁送球に「最高。本物のエイリアン」と、宇宙人扱いする声まで上がっている。
2回無死一塁の場面で、アダム・ウェインライト投手のボールは内角へ75マイル(約120.7キロ)の緩い変化球。エイブラハム・アルモンテ外野手が二盗を狙ってくると、モリーナは捕球態勢のまま、膝立ちで二塁ベース上へストライク送球。ファンからは「(笑)なんでみんな彼に挑み続けるんだ」「彼からは盗塁できないって知らないのかい」「みんないつになったら学ぶんだ」と走者をたしなめる声も。
NPBではソフトバンク・甲斐拓也捕手の強肩が同じく「キャノン」と称されるものの、さすがに膝をついたままでの強烈な送球はほとんど見られない。MLB選手の身体能力の高さを物語るプレーだ。