目の前にボール持った野手がいるのに… なぜか生還できた走者の「IQ200のプレー」

3Aの試合で驚きのサヨナラ劇が誕生(写真はイメージ)
3Aの試合で驚きのサヨナラ劇が誕生(写真はイメージ)

気づいた走者がすごいのか、守備側が間抜けだったのか…

 パイレーツ傘下の3Aインディアナポリスが、20日(日本時間21日)の試合で見せたまさかのサヨナラ劇に驚きの声が集まっている。同点の場面、ボールは三塁手が持っているのに、その目の前にいた三塁走者が本塁へ“奇跡の生還”を果たしたのだ。あまりの意外さに、チームが公式ツイッターで紹介した動画を見たファンも「史上最高のサヨナラかな?」「もう数時間経ってるけど、まだ笑いが止まらない」と大興奮だ。

 問題の場面は延長11回裏。1点を追い2死一、二塁の場面で、打者クリスチャン・ベタンコートの打球は中前に落ち、二走が生還、一走はぎりぎり三塁を奪った。タッチに行ったがセーフとなったことを悔しがる三塁手。そして三塁コーチャーがタイムを要求……と思いきや、実際にはかかっていなかった。そろそろと周囲の状況をうかがった三走は、バッテリーがマウンド付近に集まっているのに気づくとがら空きの本塁に突進。サヨナラのホームを踏み、歓喜のナインにもみくちゃにされた。

 走者が本塁へ走り出した時、三塁手が出したグラブはわずかに届かなかった。そうなればもう、無人のホームを目指す走者を止める術はない。「三塁手は半秒遅かった」と同情する声があれば、抜け目のない走塁を見せた攻撃側を「IQ200のプレー」と称える声も。あまりに破天荒なプレーに、評価も真っ二つだった。

【動画】無人のホームへ一目散 だれも想像しなかった驚愕のサヨナラ劇

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY