大谷翔平、24日リアル二刀流は“白紙”か 同僚が負傷交代、指揮官「影響する可能性」

試合後の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
試合後の会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

1番アップトンが腰の張りで負傷交代、ベンチ入り野手は少ない

■ジャイアンツ 5ー0 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場したが、3打数無安打3三振に終わった。日本人選手初となる4試合連発はお預け。23日(同24日)は今季4勝目をかけて先発登板する。この日の試合後、ジョー・マドン監督は投打同時出場を明言しなかった。

 1、2番コンビを形成するアップトンが試合序盤に腰の張りを訴え、3回守備からベンチに退いた。この日のベンチ入り野手はアップトンに代わって途中出場したラガレス、ゴセリン、スズキの3選手のみ。仮にアップトンが23日(同24日)も出場できないとなれば、限られた中でやりくりしなくてはならない。マドン監督は大谷の起用法について、「影響する可能性はある。今日の試合が始まる前の時点では確かに投打両方やるつもりでいた」と話した。

 大谷は今季10登板のうち7登板で指名打者制を解除。打者としても出場し、今季3勝は全て投打同時出場で挙げている。23日(同24日)のジャイアンツ先発は8勝、防御率1.51のガウスマン。マドン監督はアップトンの状態について、「腰付近に張りがある。怪我の程度については、恐らく明日まで待つ必要がある。明らかに煩わしそうだった」と話した。強打の1番打者の回復を待ちたいところだ。

 この日は序盤のチャンスを生かせずに2連敗した。指揮官は「序盤はチャンスがあった。もし序盤で(相手先発デスクラファニを)打ち崩していれば、違う展開になっていだろう。しかし、どんどん良くなっていった。ブルペンも含め、ジャイアンツの投手陣は良い投球をしていた」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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