「それが今年だと思う」 西武平良、“モデルチェンジ”で手にした連続無失点記録

侍ジャパンでの起用法は? DeNA山崎、広島ルーキー栗林ら守護神候補

 昨季は最速160キロの速球を軸に相手を圧倒し、新人王に輝いたが、今季は大幅にモデルチェンジ。この日も15球中、ストレートはわずか4球で、最速153キロ。スライダー、カットボール、チェンジアップを駆使した。

 最後の打者の岡島に対しては、スライダー、チェンジアップ、カットボールでカウント1-2と追い込み、最後も内角低めのスライダーで打ち取り、真っ直ぐは1球もなかった。平良は「それが今年だと思うので、これを続けて頑張ります」とうなずいた。

 東京五輪に出場する侍ジャパンのメンバーに選出された。実は、国内の試合と違い、日本人投手が国際試合で、ストレート攻めで代表レベルの外国人打者を抑えきるのは極めて難しい。2大会連続優勝を達成した第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では準決勝以降、阪神・藤川に代わり、先発要員のダルビッシュ(現パドレス)がクローザーに回ったのもその一例だ。

 そういう意味で、平良が今季から投球の幅を広げていることは、侍ジャパンにとって願ってもない傾向と言えそうだ。

 侍ジャパンには広島のルーキー守護神・栗林、DeNAではセットアッパーに配転されているものの、国際試合を含めクローザー経験豊富な山崎らも選出されている。とはいえ、今季の成績と内容なら平良が抜群。稲葉篤紀監督がここ1番の締めに送り出すのは、果たして誰だろうか。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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