突然ベルトを外しズボンも脱いじゃった… 粘着物質検査への“珍対応”に審判困惑
22日から一斉にスタートした投手への粘着物質の取り締まり
■アスレチックス 13ー6 レンジャーズ(日本時間23日・アーリントン)
21日(日本時間22日)からMLBでスタートした粘着物質の取り締まり。登板した全ての投手に対して1回以上、審判団によって粘着物質の使用がないか検査が行われる。グラブや帽子、ユニホームなどがチェックされ、同日のドジャース戦で先発登板したパドレス・ダルビッシュ有投手も検査を受けていた。
1日で何度も検査を実施され、不満を露わにする投手がいるなど、早速、物議を醸しているこの粘着物質の取り締まり検査。22日(同23日)に行われたアスレチックス対レンジャーズ戦でアスレチックスの3番手で登板したセルジオ・ロモ投手が検査に対して、突然ズボンを脱ぐなどして話題となっている。
この日、7回にマウンドに上がったロモ。ソロ本塁打を浴びて1点を失ったものの、1イニングを投げ終えると、検査のために三塁塁審が歩み寄った。すると、ロモは突然、グローブと帽子を投げ、ベルトを外すと、勢いよくズボンも下ろした。これには、三塁塁審も戸惑いの表情を浮かべていた。
地元メディア「NBCスポーツ・ベイエリア」は「セルジオ・ロモは、審判からの不正物質チェックで滑稽にもズボンを下げた」と、この一連の流れをレポート。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のクリス・ハリック記者は「セルジオ・ロモは、不正物質チェックに対する対応で、マックス・シャーザーを上回ったかもしれない」と動画とともに投稿。ファンも「こういうの大好きだよ」「いいね。投手もどんどん戦うべき」と大盛り上がりだった。