大谷翔平、雄叫び力投も4勝目&日米通算50勝ならず 6回9K1失点、打撃は3の0
2、4回と粘着物質検査を受け、笑顔で対応した
■エンゼルス ー ジャイアンツ(日本時間24日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・ジャイアンツ戦で「2番・投手」で出場した。投打同時出場は8度目。6回9奪三振6安打1失点で降板し、今季4勝目と日米通算50勝はならなかった。防御率2.58。
2登板続けての中5日での投球。毎回のように走者を背負う投球となったが、4回まで無失点で切り抜けた。しかし5回。1死からヤストレムスキーに右越えへ先制ソロを浴びた。続くディッカーソンの右翼への二塁打、ポージーの四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、ベルト、クロフォードを2者連続空振り三振に仕留めた。同点に追いついた6回は3者凡退に抑え、雄叫びをあげた。フォーシームの最速は99.2マイル(約159.6キロ)。105球(ストライク65球)は今季最多だった。
2、4回の投球後に審判団から粘着物質検査を受けた。帽子とグラブを手渡し、ベルトを自ら外す。笑顔を浮かべる場面もあった。投球のリズムは崩さなかった。打席では今季8勝のガウスマンと対戦。初回1死は一ゴロに打ち取られ、3回1死と5回2死は空振り三振に倒れた。降板後は守備につかず、2試合連続無安打。3打数無安打2三振で打率.265となった。
ア・リーグ本拠地の試合でア・リーグチームが指名打者を解除し、ナ・リーグチームがDH制を使用するのはメジャー史上初だった。勝ち星こそつかめなかったが、主戦投手としてきっちり結果を出した。