捕球と同時に投げてる？　“瞬間膝立ちキャノン”が「常軌を逸している」

ゴールデングラブ未受賞のゴームズの守備は「過小評価」との声

■ナショナルズ 7ー3 マーリンズ（日本時間25日・マイアミ）

　ナショナルズのヤン・ゴームズ捕手が、24日（日本時間25日）のマーリンズ戦で披露した鬼肩送球にファンの称賛が集まっている。右打者の外角低めへの変化球を捕球した体勢から、ほぼそのままの格好で二塁に送球し余裕の盗塁阻止。キャノン発動に「これは常軌を逸している」「なんてこった」「キャッチャーが膝立ちでランナーを刺すところを見るの大好き」とコメントが続いた。

　1回1死からジャズ・チザムJr.内野手の二盗を阻止、三振ゲッツーとしたもの。この送球をナショナルズが公式ツイッターで「彼らはまだヤン・ゴームズに対して走り続ける…」と紹介し、さらに「#ヤンのときに走るな」というハッシュタグまでつけると「とても過小評価されている」「インディアンスにいたときから、みんな学ぼうとしなかったな」と、ゴームズの守備はもっと評価されるべきとの声も上がっている。

　膝立ちのまま投げられる肩の強さはもちろんのこと、捕球してからあっという間に送球へと移れる握り替えも超速。捕手としての能力の高さが詰まったプレーだった。