「常軌を逸した」衝撃レーザー 152キロの“弾丸バックホーム”が「ロケット」
中堅から本塁へ 正確無比なバックホームで走者アウト
■レイズ 1ー0 Rソックス(日本時間25日・セントピーターズバーグ)
レイズのケビン・キアマイアー外野手が見せた弾丸のようなバックホームに、ファンの称賛が集まっている。中堅前への安打で、本塁を狙った二走を刺したダイレクト送球にファンは「この男は常軌を逸している」「正真正銘の弾丸」「キャノン」「ロケット」と大絶賛だ。
このプレーが飛び出したのは7回1死二塁、得点は0-0という緊迫した場面。レッドソックスのクリスチャン・バスケス捕手の打球は中前へ低いライナーで飛び、二塁にいたハンター・レンフロー外野手が本塁へ突入した。
キアマイアーは低い体勢で捕球し、捕手のミットにノーバウンドで収まるストライク投球で、両軍スコアレスの状況を継続させた。「キアミサイル」「矢のように真っすぐ」と、送球の強さとともに的の中央を射るかのような正確性にも驚きの声が集まった。
過去、外野手部門でゴールドグラブを3度受賞し、名手として知られるキアマイアー。「球界最高の守備的センター」との声にもうなずくしかないプレーだった。