大谷翔平は「この惑星の者じゃない」 エ軍TV局は初回先頭打者弾に衝撃「TVゲーム」
初回先頭打者弾はメジャー初、右翼席の広告看板を越える138メートル弾
■レイズ ー エンゼルス(日本時間26日・セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地のレイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。第1打席で自身初の初回先頭打者弾となる24号ソロを放った。3試合ぶりの一発は右翼席の広告看板を越える一発。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」は大盛り上がりだった。
ド迫力の一発だ。初回先頭。右腕キトリッジのチャンジアップを完璧に捉えた。飛距離453フィート(約138.1メートル)の特大アーチだった。実況のマット・バスガージアン氏、名物解説のマーク・グビザ氏は笑いながら伝えた。
実況「本拠地で4本のホームランを打っていました。そしてここタンパはセントピートでもホームランです。時間はかかりませんでした。オーなんてことだ!」
解説「ほっほっほ」
実況「キャットウォークのようにセクシーだ! ハッハー!」
解説「これが先頭打者のスイングだ! ショウヘイ・オオタニの24号ホームラン! ショウヘイが試合開始からダメージを与えました! 笑みを浮かべています。あれだけ遠くに飛ばしたら笑わずにはいられないでしょう(笑)」
実況「これはテレビゲームだよ。違うゲームをプレーしている」
解説「この惑星の者じゃありません。あれだけ遠くに飛ばすなんて、彼がこの惑星外の存在だという私の思いを強くしました」
実況「私もそう思います」
3回無死二塁では敵軍の意表を突くセーフティバント。一塁バント安打として、5試合ぶり今季20度目のマルチ安打をマークした。2019年6月13日に日本人初のサイクル安打を達成したトロピカーナ・フィールドで、またも強烈なインパクトを残した。
(Full-Count編集部)