大谷翔平が特大138m弾後にバント安打 敵将も脱帽「すごい才能を見せつけられた」
キャッシュ監督に珍質問も「マドン監督に『明日オオタニを休ませてくれ』と頼んでみますか?」
■レイズ 4ー3 エンゼルス(日本時間26日・セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・レイズ戦でメジャー自身初の初回先頭打者弾を放った。「1番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で3試合ぶりの24号ソロを放った。3回のバント安打で5試合ぶり今季20度目のマルチ安打をマーク。レイズのケビン・キャッシュ監督からは「オオタニはすごい才能があることは知っていたけど、今日はさまざまな方法で見せつけられたよ」と称賛された。
大谷は渡米後初の初回先頭打者弾。3試合ぶりの24号ソロは飛距離453フィート(約138.1メートル)、右翼席の広告看板を越える特大のアーチだった。3回無死二塁では一塁へセーフティバント。一塁バント安打として、今季20度目のマルチ安打を記録した。試合後、報道陣から「ジョー(マドン監督)に『明日オオタニを休ませてくれ』と頼んでみますか?」と珍質問されたキャッシュ監督は、笑いながら答えた。「うまくいかないよ。僕でもオオタニをラインナップから外さないよ」。
キャッシュ監督は監督通算500勝となった。2018年に救援投手を先発させるオープナーをメジャーで初めて採用。この試合もオープナーを使っての逃げ切り勝ちした。「試合前に聞かれるまで知らなかった。とてもスペシャルなことだ。一緒に仕事をしている人たちに大変感謝している。特に選手たちには。才能ある選手たちのおかげで、勝つことができるわけだから。才能豊かなチームを率いることができ、本当に幸運に思っているよ」と喜んだ。
(Full-Count編集部)