「魔術だ!」「呪文だ!」菊池雄星に捕手がかけた“パフパフ”サインが話題に
逆球でボール…のはずが打者空振り
■マリナーズ 9ー3 Wソックス(日本時間26日・シカゴ)
マリナーズ・菊池雄星投手が先発した25日(日本時間26日)のホワイトソックス戦で、トム・マーフィー捕手が菊池にかけた謎の“呪文”がファンの話題となっている。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで紹介した。
これは3回無死走者なしの場面、カウント0-2と追い込んでから捕手のサインは通常の股下……ではなく、肩の高さで両手のひらを閉じたり開いたり。菊池はこれに驚いたのか、投げ込んだ96マイル(約154.4キロ)の速球は内角低めに大きく外れる逆球となった。ただ打者のザック・コリンズはこれを空振りし、三振に倒れてしまったのだ。
ファンは「本当にキャッチャーの魔術だ」「次に禁止されるのは呪文だな」「絶対これ試してみたい」とコメントを寄せ、なぞ解きを楽しんでいるよう。フリードマン氏が「うんざり:投手&粘着物質」と、物議をかもしている指先の粘着物質問題に絡めて紹介したこともあり、一服の清涼剤となったようだ。