オリ吉田正が最多得票、阪神から佐藤輝ら最多7選手選出 球宴ファン投票結果発表
阪神からはドラ6中野や捕手の梅野ら7選手が選ばれる
日本野球機構(NPB)は28日、7月16日と17日に行われる「マイナビオールスターゲーム2021」のファン投票の最終結果を発表した。12球団最多得票はオリックスの吉田正尚外野手。オリックスからの最多得票は生え抜きでは2000年のイチロー以来となった。
吉田正は最終中間発表の段階ではソフトバンクの柳田悠岐外野手に次ぐ2位だったが、そこから一気に票数を伸ばし、44万8305票で12球団最多得票に。吉田正に次いで阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手が43万5605票で両リーグ通じて2番目の得票数にでセ・リーグの外野手部門1位に輝いた。史上初となる新人での最多得票はならなかった。
セ・リーグの遊撃手部門では阪神のドラフト6位ルーキー中野拓夢内野手が選出。2016年から4年連続で選出された巨人の坂本勇人内野手をおさえて1位となった。首位に立つ好調の阪神からは佐藤輝、中野のほか、梅野隆太郎捕手やジェフリー・マルテ内野手らも1位に。外野手部門2位の近本光司外野手も含め、最多7選手が選ばれた。
パ・リーグでは西武から中継ぎ部門の平良海馬投手、捕手部門の森友哉捕手、一塁手の山川穂高内野手、遊撃手の源田壮亮内野手、三塁手の中村剛也内野手とリーグ最多の5選手が選出。首位に立つオリックスからは先発投手部門の宮城大弥投手、外野手部門1位の吉田正尚外野手の2人が選ばれた。
新型コロナウイルスの感染拡大により2020年のオールスターは中止となり、今季は2年ぶりの開催に。7月16日の第1戦はメットライフドーム、7月17日の第2戦は楽天生命パークで行われる。