大谷翔平は「相手を倒す方法をたくさん持っている」 3長打3打点1盗塁に敵将お手上げ
一時勝ち越し二塁打、同点三塁打、ダメ押し25号ソロ
■エンゼルス 6ー4 レイズ(日本時間28日・セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。6回に適時二塁打を放つと、7回には同点の適時三塁打。9回にはダメ押し25号ソロを放ち、本塁打王争いで両リーグ最多に1本差とした。4打数3安打3打点で打率.277。敗れたレイズのケビン・キャッシュ監督は「本当にいい選手だ。ベリーグッドプレーヤーだ」と脱帽した。
まさに大暴れだった。1点リードの9回2死、5番手右腕・フェアバンクスから左中間へ25号ソロ。月間10本塁打は2019年6月を超える自身最多だ。本塁打王争いではブルージェイズ・ゲレーロJr.に1本差。スイープを狙ったレイズを黙らせるダメ押し弾となった。
6回無死一塁で変則左腕・ヤーブローから一時勝ち越しの右越え適時二塁打を放つと、1点差の7回2死二塁では同点の右翼線適時三塁打。4回には二盗を決め、3安打3打点1盗塁の大活躍だった。キャッシュ監督は「相手を倒す方法をたくさん持っている。対左投手でも粘り強い。今日の本塁打のように、逆方向にもどんどん打ってくる」と改めて脅威を感じたようだった。
(Full-Count編集部)