前田健太、自己最悪タイ7失点3敗目 3度の粘着物質検査に苦笑「明確な基準なく怖い」
前田は5四球と制球に苦しみ5回途中7失点で3敗目
■Wソックス 7ー6 ツインズ(日本時間30日・シカゴ)
ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発。5回途中、自己ワーストタイの7失点で今季3敗目を喫した。雨天中止で2度のスライド登板と難しい調整の中での登板だったが「そのなかで結果を残さないといけない」と語った。
初回は1死から3連続四球で満塁のピンチを背負うなど、珍しく制球に苦しんだ。四球で走者を許しタイムリーを浴びる悪い流れを断ち切れず5回途中で降板となった。
本来なら26日(同27日)のインディアンス戦に登板するはずだったが雨天中止となり、28日(同29日)のホワイトソックス戦も天候に恵まれず中8日でこの日のマウンドを迎えていた。
試合後、前田は「何か上手くいかない部分もある。少し歯車が噛み合えば流れは変わると思うので我慢していきたい」と試合を振り返った。
また、この日は粘着物質の取り締まりで始まったイニング終わりに行われる審判団からのチェックは実に3度あった。「なんともないが、1人違反者(マリナーズのサンティアゴ)が出たのもロジンと汗が混じっただけ。明確な基準がなく怖いですが審判がダメと言えばダメ。何もしてなく大丈夫なんですが、変な感じで言われても嫌だなと(笑)」と語っていた。
(Full-Count編集部)