大谷翔平、メジャー初「1番・投手」でリアル二刀流! 自身初の4戦連発&4勝目に期待
6月だけでここまで13本塁打を放ち、日本人月間最多本塁打記録もかかる
■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間1日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地でのヤンキース戦(午前8時5分試合開始)に「1番・投手」で出場する。大谷のメジャーでの「1番・投手」は初めて。“元祖二刀流”ベーブ・ルースがホームとしてプレーしたニューヨークで今季9度目のリアル二刀流として先発する。
大谷の「1番・投手」での出場は3月21日(日本時間22日)のパドレスとのオープン戦以来で、メジャー公式戦では初。日ハム時代の2016年7月3日のソフトバンク戦では「1番・投手」で出場し、初回に初球先頭打者本塁打を放ち、8回無失点で勝利投手になっている。公式戦ではそれ以来となる「1番・投手」。エンゼルス広報によると、「1番・投手」での起用は1900年以降では史上4人目。
今季ここまで打者として266打数74安打28本塁打63打点、打率.278をマークしている大谷。前日29日(同30日)の同戦では2打席連続本塁打を放ち、本塁打数でメジャー単独トップに立った。現在3試合連続本塁打中と絶好調で、渡米後初の4戦連続本塁打に期待がかかる。また6月だけで月間13本塁打を放っており、14本目を放つと、2007年7月のヤンキース・松井秀喜氏を抜く日本人月間最多本塁打となる。
また、投手としてはここまで11試合に登板して3勝1敗、防御率2.58の成績をマーク。前回登板は6月23日(同24日)のジャイアンツ戦で6回を投げて6安打1失点と好投したものの、白星は掴めなかった。今季4勝目をマークすれば、メジャー1年目の2018年に並ぶ自己最多勝利に並ぶ。
ヤンキースの先発はドミンゴ・ヘルマン投手。ドミニカ共和国出身の右腕で、今季はここまで4勝5敗、防御率4.32の成績をマーク。エンゼルス戦での登板は初めてとなる。
(Full-Count編集部)