左中間からぶっ刺した送球が「アーチェリーやんけ」　場内騒然「160キロ出てそう」

マー君も吠えた美技…「ボールの軌道が低くて正確なのすごい」

■日本ハム 3ー0 楽天（30日・楽天生命パーク）

　楽天の辰己涼介外野手が30日、球場大興奮の“鬼肩バックホーム”を見せた。本拠地での日本ハム戦。三塁からタッチアップした走者を、左中間から矢のような送球でアウトに。先発した田中将大投手も思わず吠えた好守に「肩強すぎ！　160（キロ）出てそう」「肩で金が取れる」などと感嘆の声が上がった。

　7回1死三塁で、日本ハム・石井が放った打球は左中間へ。そこまで浅いフライではなく、三塁走者の万波はタッチアップした。しかし、捕球した中堅の辰己は助走の勢いそのままに本塁へ送球。ぐんぐんスピードを上げるボールは、あっという間に本塁の捕手に届き、アウトとなった。

　スタンドからどよめきが起きたファインプレーを「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルが「【矢のようなではなく“矢”】辰己涼介 二夜連続の好返球」と題して動画を公開。前夜にも二塁から生還しようとした走者をバックホームで刺した姿に、ファンからは「普通に見ながら声でたわ」「アーチェリーやんけ」「ボールの軌道が低くて正確なのすごい」などとコメントが寄せられた。