打者が避けるほど外れた球が… なぜか“ストライク判定”に批判「まぶたを開けろ」
もし自分がこんな判定したら…「自分自身をクビにしている」
■マーリンズ 11ー6 フィリーズ(日本時間1日・フィラデルフィア)
6月30日(日本時間1日)のマーリンズ-フィリーズ戦で飛び出した“疑惑の判定”に、非難が噴出している。打者が足を引いて避けるほど内角低めに外れた球を、ストライクと判定した球審に対して「まぶたを開けろよ」「なんてこったこれは酷い」などと痛烈な声が上がっている。
3回1死走者なしの場面で、フィリーズのアーロン・ノラがカウント2-2から投じた91.9マイル(約147.9キロ)のシンカーだった。ボールは内角低めに外れ、左打者のジャズ・チザムJr.は足を引いたが、判定は見逃し三振。チザムJr.は思わず天を仰いだ。
この1球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で支持される投球分析家ロブ・フリードマン氏が「真面目な話、一体全体なにが起きてるんだい?」とのメッセージとロボットの絵文字を添えて動画で公開。さらにリプライ欄で「私が自分の仕事においてこんなに酷かったら、自分自身をクビにしている」とも綴った。ファンも同感のようで「うんざりだ」「今まで見た中で最悪かもしれない」「これは野球というゲームを殺している」などとコメントが並んだ。