ダルビッシュ、自身の出来に不満 6回4失点に「納得いく試合があまりない」

フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
フィリーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

「球もいってない、体もシャープじゃなかった」という2回にソロ2本を被弾

■フィリーズ 4ー2 パドレス(日本時間4日・フィラデルフィア)

 パドレスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、敵地でのフィリーズ戦で今季3敗目を喫した。2回に2本のソロを浴びて2点を失い、6回に勝ち越しを許した。6回6安打4失点で負け投手となり、試合後は「2回は良くない感じはしましたが、球に関しては悪くない感じはした。ただ、自分たちのプラン通りに投げた球が長打になることが多かったかなという感じですね」と振り返った。

 雨の影響で試合開始が2時間遅れたこの試合。ダルビッシュは初回、いきなり連続三振を奪うなど、3者凡退の立ち上がりを見せた。だが、「球もいってない、体もシャープじゃなかった」という2回に先頭のハーパーにソロ、ホスキンスにもソロを浴びて同点に追いつかれた。

 4回のフィリーズの攻撃中には大雨が降り出し、試合は約45分間の中断。再開後もマウンドに上がったダルビッシュはこの回、続く5回と無失点に抑えたが、6回に2失点。リアルミュートに三塁打を許すと、ハーパーに右翼への犠飛を許して勝ち越され、2死二塁でホスキンスに左翼線への適時二塁打を許して4点目を献上した。

 ダルビッシュは6回6安打8奪三振4失点で降板。パドレスも敗れて今季3敗目となり「今年は納得いく試合があまりなくて。あるとしたらコロラドとこの前のドジャース戦で、それ以外は騙し騙しやっている感じ。その中で100イニングを投げられているのはいいことですけど、もっとできる、こんなはずじゃないというところはある」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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