大谷翔平が「また歴史を作った」 史上初の二刀流球宴選出に米メディアも喝采
選手間投票でア・リーグ投手で5位に入った大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、史上初めてとなる投打二刀流でのオールスター選出を果たした。この日、ファン投票以外のオールスター出場する選手が発表され、ファン投票のア・リーグDH部門で選出されていた大谷は選手間投票で投手としても選出された。
大谷はヤンキース・コール(272票)、ホワイトソックス・リン(199票)とロドン(192票)、インディアンス・ビーバー(189票)に続く、ア・リーグ投手で5位に入った。先発投手では花巻東高の先輩に当たるマリナーズ・菊池雄星、レッドソックス・イオバルディ、レンジャーズ・ギブソン、ホワイトソックス・ロドンと共に初選出となった。
ファン投票でのDH部門での選出に続き、投手でもオールスターに選ばれた大谷。これは“元祖”二刀流のベーブ・ルースでも成し遂げていない快挙で、米メディアも驚きをもってこれを速報。MLB公式ツイッターは「二刀流オールスター。オオタニがまた歴史を作った」と伝え、米スポーツ専門局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」も「ショウヘイ・オオタニがMLBの歴史を作った。彼は投手と野手でオールスターに選出された初めての選手となった」と綴った。
また米スポーツ局「FOXスポーツ」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏はツイッターで「ショウヘイ・オオタニは正式に歴史上初めて打者、投手両方でオールスターに選出された選手になった。オオタニの伝説は大きくなり続ける!」とレポートし、AP通信のエンゼルス担当グレッグ・ビーチャム記者も「ショウヘイ・オオタニは打者と投手両方でオールスターに選出されたMLB史上初の選手となった。選手たちは単に彼のマウンドでの働きから選出した。なんてとんでもない半シーズンだろう」と驚愕していた。
(Full-Count編集部)