カブスがはまった「球界最新の呪い」 ノーノー翌日からの大連敗がトレンドに?
オリオールズ、ダイヤモンドバックスに続いての泥沼
■フィリーズ 13ー3 カブス(日本時間6日・シカゴ)
カブスが長いトンネルから抜け出せない。5日(日本時間6日)のフィリーズ戦にも敗れ10連敗。この連敗は6月24日(同25日)に、敵地のドジャース戦でザック・デイビーズと3人の救援投手が継投での無安打無得点を達成した翌日から始まっており、MLB公式サイトは「これは球界で最新の呪いなのかもしれない」と題して伝えた。
MLB公式が「ノーヒットノーランとは、達成したチームにとっては祝福すべきものだ。しかし今シーズンにおいて、それは数球団にとって呪いのようになっている」と伝えるように、今季は敵地で快記録を達成後に、全く勝てなくなるチームが続出しているのだ。ダイヤモンドバックスが4月25日(同26日)、ダブルヘッダーでの7イニング制という参考記録ながらマディソン・バムガーナーが達成した直後に敵地24連敗。さらにオリオールズも5月5日(同6日)にジョン・ミーンズが達成してから敵地20連敗している。
カブスも敵地で9連敗したのち、5日(同6日)にようやく戻った本拠地シカゴでも敗れた。この試合5回を4安打2失点ながらチームの勝利につなげられなかったデイビーズは、MLB公式によると「どのシーズンの、どの時点においても10連敗すると考える人はいない。けど実際現実にそういったことは起こる。20連勝するときだってある。将来僕らにその日が来ることを願っている。しかしひとまず今は、その最初の勝利を掴み取ろうとしているところさ」と務めて前向きにコメントしている
この連敗はカブスにとって、2012年5月に記録した12連敗以来の長さだ。カブスと呪いといえば、1945年のワールドシリーズでヤギの入場を断ったことから、2016年までの71年間世界一どころかワールドシリーズ進出もできなかったと言われる「ヤギの呪い」が有名。今度の呪いはいつ解けるのだろうか。
(Full-Count編集部)