大谷翔平なら「本塁打王を取れる」 阪神OBの敵軍解説が確信した141m弾と“一抹の不安”

二刀流での働きに驚き「最終的にどんな活躍をするか注目だ」

 投手としても高く評価している。「インクレディブルだ。先発投手は5人制ローテで投げ、登板後の4日間は次回の準備をする。それが普通だ。しかし彼の場合は打線に入っている。それがインクレディブルだと思う」と調整の難しさを思いやった。「時には100マイル(約161キロ)の球も投げる。素晴らしいことだ。しかし同時に今後どう進んでいくのかを予測するのは非常に難しい。打撃にも時間を費やしているのだから。シーズンが終わる時にどうなっているか、とても興味深いものがある」と語った。

「誰もやったことがないことだから、どんな期待を持つべきかわからない。今はまだシーズンの中間地点。最終的にどんな活躍をするか注目だ」

 12日(同13日)には日本人初のホームランダービーに出場する。「疲れないようにすることだ。クアーズ・フィールドはボールがよく飛ぶ。(ペースを)飛ばし過ぎてたくさんスイングすることで、疲れきってしまう選手をこれまで見てきた。もし疲れなければ、彼は何本だって打つことだろう」と期待した。

 ベーブ・ルース以来1世紀ぶりの二刀流選手。「誰もやったことがないことだから、どんな期待を持つべきか分からない。今はまだシーズンの中間地点。最終的にどんな活躍をするか注目だ」。ライバル球団の解説者も大谷の後半戦に熱い視線を注いでいる。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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