バックネットに激突…から反動使ってウルトラC 奇跡の捕球は“10点満点”
ファウルフライを追った捕手が転倒してからの奇跡
バックネットをまるでトランポリンのように利用したミラクルキャッチが飛び出した。ブルージェイズ傘下2Aニューハンプシャーの捕手が演じた“満点捕球”には実況席も驚きだ。
17日(日本時間18日)のハートフォード(ロッキーズ傘下2A)戦で飛び出した驚愕のプレーだった。3回裏、打者ホセ・ゴメスが高めのボールを打ちに行くと真後ろに上がるフライに。主役のクリス・ベック捕手は打球から目をそらさずにバックネット方向へ追い続け、手前のフェンスに足をひっかけ転倒。ただ弾力のあるバックネットがトランポリンのように働き、ベックはグラウンド側に大きく跳ねた。そこにちょうどフライが落ちてきてのミラクルキャッチだ。
解説者は「アンビリーバブルなキャッチです。トランポリンのようにネットを使っていますね。ネットを押して後ろに下がると、そこから驚異的なキャッチをしました」と、まるでベックがすべてを予測して動いているかのようなコメント。まさに採点すれば10点満点のプレーだった。